StarSuite 7

今日はSOURCENEXTのマイルの有効期限が迫っていたので、使わずに失効させるのはどうかと思い、Star Suite 7をマイルで購入。*1 それでもマイルが余るので、Acronis PartitionExpert Personalもマイルで購入。たぶん、UNLIMITEDの方をマイルで購入することが出来ないのはSOURCENEXTの戦略だろう。最初にWindowsの方にインストールしてみたが、アンインストールして*2Fedora Core 3の方にインストール。少々気になったことはダウンロードしたファイルを解凍してみるといくつかのファイル名が文字化けを起こしていたことである。きっとUTF-8だからだろうが、ファイル名に日本語を使う必要性があるのか大変疑問である。しかも、文字化けしたPDFファイルを読まなければインストールの仕方が分からないので困ったものである。一応インストール手順を書くと、./linux_setup.bin -net でインストーラーを起動して*3、インストール場所は/usr/local/StarSuite7にしておいた。その後、/usr/local/StarSuite7/program/setupを一般ユーザで実行し、~.StarSuite7を指定してワークステーションインストールを実行した後、Sunから提供されているProduct Update 4を適用。あとは、/usr/local/StarSuite7/program/swriter,scalc,simpress,sdrawへのランチャを作成すれば良い。ちなみにアイコン画像は、/usr/local/StarSuite7/share/iconsに用意されていた。個人的にはそういうフォントが入るのか興味があって、マイルで購入する前にも探したのだが、米国のSunのサイトにHG Mincho Light Jが入っているとの情報が掲載されているのみで、他のフォントについては何の情報もなかった。ということで、ここで紹介しておくと、

  • Albany
    • Albany Bold
    • Albany Bold Italic
  • Andale Sans Regular
    • Andale Sans Bold
    • Andale Sans Bold Italic
    • Andale Sans Italic
    • Andale Sans UI
  • Arial Black
  • Arial Narrow
    • Arial Narrow Bold
    • Arial Narrow Bold Italic
    • Arial Narrow Italic
  • Broadway
  • Cumberland
    • Cumberland Bold
    • Cumberland Bold Italic
    • Cumberland Italic
  • Garamond
    • Garamond Bold
    • Garamond Bold Italic
    • Garamond Italic
  • HG Mincho Light J
  • Imprint MT Shadow
    • Imprint MT Shadow Italic
  • Kidprint
    • Kidprint Bold
  • Palace Script MT
    • Palace Script SemiBold
  • Sheffield
    • Sheffield Bold
    • Sheffield Italic
  • StarSymbol
  • Thorndale
    • Thorndale Bold
    • Thorndale Bold Italic
    • Thorndale Italic

の全36個の.ttfファイルがインストールされる。日本語フォントはHG Mincho Light JとAndale Sans UIのみである。Andale Sans UIはファイルサイズが30MB近くあったがおそらくは国際化対応のためだと思われる。英語フォントは一応入っているが日本語フォントは少なすぎる。まあ、値段相応ということだろうか。StarSuite 7を使ってみての感想だがRedHatがビルドしたOOoよりも若干動作が軽い印象を受けた。Sunが何かしたのか、RedHatが何かしたのか... まあ、どちらでもよい。

*1:お金を出してWindowsで使うものを購入するのならLotus Super Officeを買うだろうけど。

*2:なぜかインストールしたフォントは正常にアンインストールされなかった。結局、手動でファイルを削除したが。

*3:一緒に入っていたHTML形式のドキュメントには「./so-7-ga-bin-{platform}-{lang}.bin -net」でインストールせよと指示があったが、前述の文字化けしていたPDFファイルには「./linux_setup.bin」となっていて記述は矛盾していた。