たばこ

TBSラジオのアクセスの今日のテーマは「街頭の灰皿は必要?不要?」だったようで、関連する朝日新聞夕刊の記事を読んだことがあったので、ここに書いてみる。僕はたばこには反対の立場で、乱暴に言えば、「吸いたい奴は独りで箱の中で吸え」と思っている。僕の肺はそれほど一般的なそれより弱いためである。そして、煙の匂いが嫌いということもある。そんなこと言っても、日本の財政の一部はタバコ税によって賄われているのは事実であり、国民総禁煙は難しいだろうな。

ここで、街頭の灰皿の話題に戻るが、個人的には駅の近くに喫煙所を設けて路上喫煙を禁止するのが良い方法ではないかと思う。もちろん、路上の灰皿は全て撤去。路上喫煙を禁止しておきながら、街頭に灰皿があるという矛盾が起きるはずもない。「タバコを吸わせろ!」の著者は

「喫煙は生理現象。公衆トイレが必要なように、灰皿は必要。灰皿がきちんと用意されていれば、喫煙者は「ここで吸って、後は我慢しよう」と考えるから、歩きタバコも減るだろう。なし崩しに灰皿を撤去するのは逆効果だ」

と主張しているらしいが、「生理現象」にしたのは自分がタバコを吸ったからだろう。自分でニコチンを摂取する道を選んでおきながら、どうなのかと思う。自分でまいた種なのだから、少々の制限が加わるのは当然のことなのではないか。非喫煙者の人の立場に立てば、関係ない煙で自分の肺が汚れていくというのは、なんとも腹立たしいことなのだ。