たこ焼き

今日は親の友人が来てたこ焼きを作ってくれた。彼は関西出身で現在東京に住んでいるのだが、たこ焼き器なるものを持って来てくれた。それはホットプレートのように電気で鉄板を熱するように出来ているので、ただの鉄板よりも熱がまんべんなく行き渡るそうである。東京以西には住んだことが無いので、その友人の話とIRCでのkisaragiさんの話を総合すると、関西では一家に一台とはいわないまでも関東とは比べものにならないくらい多くの家庭にたこ焼き器があるということである。さらに、夕食にたこ焼きやお好み焼きを食べるということが当り前のように行われているらしい。僕の感覚としてはそういう種類の食べ物はよくて昼食として食べるもので、普通は間食として食べるものだと思っているのでなんとも不思議である。
ちなみに自宅でたこ焼きを作って食べるというのは初めての経験である。ひっくり返すのを手伝ってみたが、これは意外に面白かった。ただ、彼の話によるとしょっちゅうたこ焼きを食べるような家庭においては、ひっくり返すこと自体が面倒なことと感じられるらしく、結局は母親が全部やることになるのだという。
肝心の味の方はとてもおいしかったので、両親はたこ焼き器を買おうなどと言い出したくらいだ。まあ、猫舌なので熱いのを我慢する必要はあったけれども。彼は高校生の頃文化祭でたこ焼き屋をやったらしいのだが、そこでは出来るだけ粉や卵の使用量を減らすために、水を多めに使用していたという。たこ焼きはかなり薄いものでもきちんと仕上るので、たこ焼き屋なんて結構儲かるんだろうな。