昨晩見た夢の話
昨晩見た夢は、なんと耳たぶを切り取られる夢であった。夢であるからして全く痛みを伴わないのであるが、切断面の感覚があった。傷口を触ったかのような感覚である。これ以上は書くまい。
今日は風邪薬のおかげで昨日から続く喉の痛みに悩ませられることはなかったが、代わりに鼻水がひどかった。この風邪の原因というのも慣れない、本来はもう適応しても良い頃なのだろうが、忙しい生活のためである。また、この夢の原因というのも同じようなところなのであろう。
大概こういった夢を見るときというのは、たとえ実感していなくとも、神経が疲労している証である。過去にも殺されそうになる夢を見ているから、それに比べれば程度は低いものの、やはりこの後おそらく起こり得るであろう自らの精神状態を考慮すると、世間一般で言われているところの「ゴールデンウィーク」期間中は多少なりとも自らの精神のことをいたわってやらねばなるまい。風邪は薬を適切に服用すれば治るものであるが、精神的諸症状は、不可能なわけではないが、そうはいかない。6月の合唱祭に向けて必然的に忙しくならざるを得ない僕の高校の5月の生活に耐えると同時に毎月受けることになる何らかの模試で良い偏差値を叩き出さねばならない身の上としては、こんなところで精神的に参ってしまうようでは困るのである。