凍ったホットケーキ

nobu_10262006-06-28

一見矛盾しているかに見えるこの呼称だが、実はきちんとした理由がある。まず、焼いた、もちろん温かい、ホットケーキを冷ました後に、冷凍室へ入れておく。自然に凍ってしまうのは想像に難くない。その後、今日のような夏の暑い日、無性に食べ物を欲し、むやみに食べずにはいられない日などに冷凍室から出してそのまま食べるのである。ゆえにその旧称ホットケーキは凍ったホットケーキ或いはフリーズドケーキとでも呼ばれるのである。
普通なら電子レンジに1分かそこら入れて温めれば、通常の「ホットケーキ」に戻るのであるが、僕は敢えて数秒やったところでそれを止めてしまった。なぜなら、今日のような暑い日にわざわざ電力を消費して、どうして凍ったホットケーキを温めねばならないのだろうか、と考えずにはいられなかったからである。カチカチに凍っていようとも、室温が高いのだからすぐに食べられる軟らかさになるのは分かりきっていることである。さらにあの独特の食感は温かいときとは違った趣がある。*1また、暑い日に冷たいものを食べるのは日本だけでなく世界中で共通である。熱いものと冷たいもの両方が存在するものは数多い。コーヒー、そば、うどん、紅茶などがその例である。特に珍しくはないはずのこの凍ったホットケーキであるが、人に聞かせればきっと驚かれることだろう。だがしかし、一度試してみなければ分からないこともこの世界には存在する。是非、この記事を読んで凍ったホットケーキ*2の味を感じて欲しい。

*1:蜜と一緒に食べるとさらに美味である。

*2:拡大画像は、http://my.opera.com/Nobu/albums/showpic.dml?album=219&picture=1224857 にある。