ダイヤルアップ

実は昨日DIONから封筒が届いていたのでつなげてみた。ご利用開始日が3月4日になっているので1週間以上ほったらかしになっていたことになる。なぜかというと現在住んでいるマンションにおいて僕が住んでいる部屋は通用口に近いところにあり、集合ポストがある正面玄関は全くと言って良い程使わないのである。忙しいとつい忘れてしまうものだからこういうことになるわけだ。
ADSLからの比較になるがやはり速度の低下を感じぜずにはいられない。とは言うものの、画像がなければまだ我慢出来る範疇である。画像がなければの話だ。alt属性をきちんと指定している*1ところはまだいいが、指定していないところで画像がリンクになっている場合は苦労する。本当の苦しみは当事者のみが知るというけれども、これは本当である。自分がその状態に置かれなければその大切さというのは分からない。わざわざ仕様書に書いてあるのは意味があるからなのである。意味がないことは仕様書には書かれないだろう。日頃からアクセシビリティーを考慮する大切さを改めて認識した次第である。
日頃からRSSを購読して読んでいるブログが幾つかある。ダイヤルアップだけに時間を気にしなければならないが、全文を配信してくれるブログはとてもありがたい。エントリー毎に"Open in background tab"で開くことももちろん可能だが、時間が掛かるし何よりタブの数が多くなり過ぎる。画像やコメントが見られないのは困ったことだが、全文配信してもらえる方が便利なのは確かである。ということで、今日からここのRSSを全文配信するようにした。別にわざわざブラウザで開いて読んでもらう必要もないしね。
一つ残念なことがある。それはFC4を入れてある、今この文章を書いているマシンにはモデムが搭載されていないのである。もっともあったとしてもあの速度では更新があったパッケージをダウンロードするのに時間が掛かりすぎて話にならないだろう。Windows XPを動かしている別のマシンにはモデムが搭載されているので、昨日からUSBメモリ上のOpera*2を使っているのでウェブの閲覧には支障ないのだが、やはりLinuxを使いたいところである。まあ、自宅からインターネットへ接続できるだけでも恵まれていると解釈すべきだろう。
ふと思い出せば僕がインターネットを使い出した頃は既にADSLが使えたから、ダイヤルアップで接続するというのは初めての経験である。あのモデムは一度も使われずに終わるのだろうと思ってデバイスマネージャーで無効化しておいたのだが、まさか使うことになるとは思いもよらぬことであった。備えあれば憂い無しということだろうが、今時秋葉原に行けばジャンクのモデムボードが100円もしないで売っているんだよな。そのうち100BASE-TX対応のLANボードなど見向きもされない時代がやって来るんだろうか。

*1:そんなことはもはや常識であり、今更議論の対象になること自体おかしなことだ。

*2:キャッシュをUSBメモリ上に貯めるようにした。