jEdit 4.3pre7

- JEditTextArea now supports Java Input Methods. See http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/imf/index.html (#735962, #1555403) (Kazutoshi Satoda)

- File System Browser now recognizes Backspace, DEL and F2 to go to parent dir, delete and rename files respectively. The "path:" textarea accepts environment variables and expands them too. (1542365) (Alan Ezust)

- VFS browser is now able to sort files by double-clicking on column headers. Files can be sorted by name, size and last modification date. Clicking again on the same column header will reverse the sort order (#1442812) (Martin Raspe)

- Updated FAQ for jEdit 4.3 (ezust)

- Save and Backup Option Panel : the backup directory has now a button to browse using VFS file browser (#1540730) (Matthieu Casanova)

ソースコードなどは、現在、公式サイトのダウンロードページからはリンク切れでダウンロード出来ないが、http://prdownloads.sourceforge.net/jedit/ からは4.3pre7のファイルをダウンロードすることが出来る。4.3pre7からファイルの命名法が変更になった*1ためであろう。
時間が無いのでチェンジログを日本語訳している暇は無いのだが、気になる変更点について書いておこうと思う。まず、何といっても大きい変更はIMがサポートされ、日本語がそのまま入力出来るようになった*2ことである。以前にもjEditを日本語化する試みの一環としてパッチが製作されたことがあるが、現在の4.3系列ではうまく適用出来なかった。ソースツリーに取り込まれたことで今後も「日本語がそのまま入力出来る」という、当たり前にして現在のアプリケーションには必要不可欠な機能が保持されることだろう。パッチ提供者のKazutoshi Satoda氏に敬意を表したい。以下にスクリーンショット*3を貼っておく。候補一覧が離れた位置にある位は許容の範囲内。

あとは上記の変更に比べれば小さい変更にしても助かる改良点である。File System Browserでバックスペース、Del、F2キーのショートカットがサポートされた。他のアプリケーションでは当たり前のようであるが、F2でファイル名の変更が出来るようになった。もっとも不幸にして僕の環境ではうまく動かなかった。また、ヘッダ部をダブルクリックすることでファイル一覧の並べ替えが出来るようになった。
あとは、FAQが4.3向けに書き換わったとか、バックアップディレクトリをFile System Browserを使用して指定出来るようになったくらいである。
なお、RPMはいつものように以下に置いてある。
http://www.h4.dion.ne.jp/~nobu-10/packages/index.html#jEdit

*1:jEdit-*がjedit-*に変更になった。

*2:もっとも以前からSearch And Replaceダイアログではそのまま入力出来た。Javaにおいては「普通に」実装する分には日本語がそのまま入力出来なくなることはない。jEditのテキストエリアの実装がたまたま特殊だったというだけの話である。

*3:いつものように大きいスクリーンショットhttp://my.opera.com/Nobu/albums/showpic.dml?album=219&picture=2091169 に置いておく。