DELL Latitude D400

nobu_10262007-08-13

春学期期末試験も終了し、春学期を振り返ってみて「ノートパソコンがあったら」と思うことが多々あったので中古で安いものを購入してみた。*1以下のスペックで消費税込36000円*2で、利用したのは前回に引き続き、PC-WRAPである。楽天市場店も含めると4回目の利用となる。同社は最近クリーニング担当者を明示する紙片を同梱するようになったが、以前からそうクリーニングが雑だったわけではないので、わざわざそうしなくてもよいと思う。何かトラブルでもあったのだろうか。
Latitude D400はLatitudeブランドであることからも分かる通り、企業向けで且つB5ファイルサイズ*3のノートパソコンである。発売が2003年だからリースアップ品かサポート期限切れで中古市場に流れたものであろう。スペックは以下の通りである。なお、無線LANについて言及されていないが、あえてしていないわけではなく単にMini PCIスロットにカードが装着されていなかっただけである。大学で使うには無線LANもあった方が良いに決まっているので、9月の終わりまでには何とかするつもりである。

OS: Fedora 7
CPU: Pentium M 1.40GHz
チップセット: intel 855GM
メモリ: PC2100 DDR SDRAM 512MB(256MB*2)
ディスプレー: 12.1インチ (解像度: 1024x768)
HDD: FUJITSU MHV2040A (40GB, Ultra ATA/100, 5400rpm)
光学ドライブ: HL-DT-ST RW/DVD GCC-4241N (D-Bay外付けモジュール)
マウス: ELECOM M-PGUP2RDR
その他: USB 2.0, IEEE1394, IrDA, PCMCIA

Fedora 7のインストールにはだいぶ手間がかかるだろうと思っていたのだが、思いの外これといったトラブルは無くインストールは終了した。サスペンドが上手く出来なかった*4くらいで、Fn + ↑或いはFn + ↓で輝度の調節も出来、ハイバネーションも問題なく出来る*5など自分でいろいろと設定するところは少なかった。Fn + PageUp/Fn + PageDownをGNOMEのショートカットに変更したくらいだ。
到着時にはバッテリーの充電が上手く出来ているのか出来ていないのかLEDからは分からない状態*6であったが、一度完全に放電してから充電すると問題なく100%まで充電することが出来た。バッテリーだけでおよそ1.5時間は駆動できそうである。まあ、日吉キャンパスの第4校舎の先頭に'J'がつく大教室では、有線LANとコンセントがあるし、塾生会館にもコンセントがあるし、電源がとれないところで使うことはそんなに多くはないので問題にはならないだろう。
さて、かれこれ3週間程使用して来たのだが、僕個人としては満足している。どうせPentium Mの性能は大したことはないと思っていたのだが、意外にも快適であった。メモリが512MBと普段使っているデスクトップの25%であるためQEMUなどを使用するには厳しいが、OperaやPidginなど常用しているアプリケーションを快適に動作させるには申し分のない性能である。そのため、この暑い夏の時期、わざわざPentium4 3.06GHzを載せたマシンを起動する必要がないだけで室温を下げることが出来るし、騒音も軽減出来るのである。これでデスクトップで常用しているキーボードと同一のもの*7を使用することが出来たら最高*8なのだが...

*1:といっても購入したのは今日ではなく7月23日で実に3週間前のことである。試験が終わってもアルバイトで忙しく、この記事を書く時間とやる気がなかったのである。

*2:送料はメルマガを購読していたので0円であった。

*3:当然のことながら実際にはA4サイズ程である。

*4:BIOSのバージョンが工場出荷状態のA03であるため、BIOSのバージョンを上げてみる価値はある。さらに、本来なら自分で行わなければならないネットワーク・サウンド関連のモジュールの再ロード・時刻の同期などの作業をしたわけではないので、これから試してみる必要もあろう。

*5:もっともGNOMEのメニューからハイバネーションを選べばよいのではなく、端末エミュレーターで'echo -n disk > /sys/power/state'などとしなければならない。

*6:バッテリーのLEDが緑と橙の点滅を繰り返す状態である。マニュアルによればバッテリーの温度が高すぎるらしいが...

*7:PS/2接続なので厳しいと思われる。これを機会にUSB接続が出来るキーボードでも購入しようか。

*8:どうもLatitude D400のキーボードでは、キーピッチの違いから半角/全角キーやCapsLockキーの押し間違いが生じてしまうのだ。