Opera Mini
直前のレスにもありますがSunのWireless Toolkit付属のエミュレータでうごきます。
とのことなので、実際に試してみた。以下はLinuxにおけるインストール方法である。
J2ME Wireless Toolkit ダウンロード 2.2 リリースから、「J2ME Wireless Toolkit 2.2」及び「J2ME Wireless Toolkit 2.2 パッチ 200511」をダウンロードする。なお、ダウンロードには登録が必須なようである。
chmod u+x j2me_wireless_toolkit-2_2-ml-linux-i386.bin ./j2me_wireless_toolkit-2_2-ml-linux-i386.bin
ライセンスが表示されるので、最後まで読んでからyesとタイプする。JDK或はJREの位置は自動認識されるはずだが、されない場合は手動で入力する必要がある。その次にインストールするディレクトリを聞かれるのだが、そのディレクトリに対する書き込み権限がないと駄目なので気を付けたい。$HOME/opera/operaMini/j2mewtk2.2 にインストールしたと仮定すると、
$ $HOME/opera/operaMini/j2mewtk2.2/bin/ktoolbar
として、ktoolbarを起動する。ファイル-新規 で出現するダイアログにおいて、プロジェクト名に「opera-mini-1.2.2960-advanced-us」を指定し、プロジェクトの作成をクリックする。プロパティを設定するダイアログが出るが、設定を変更する必要は無いのでそのまま了解をクリックする。
Download Opera Miniから、「opera-mini-1.2.2960-advanced-us.jad」及び「opera-mini-1.2.2960-advanced-us.jar」をダウンロードし、
cp opera-mini-1.2.2960* $HOME/opera/operaMini/j2mewtk2.2/apps/opera-mini-1.2.2960-advanced-us/bin cp opera-mini-1.2.2960-advanced-us.jad $HOME/opera/operaMini/j2mewtk2.2/apps/opera-mini-1.2.2960-advanced-us/bin/MANIFEST.MF
その後、プロジェクト-OTA経由で実行 で、一度「ビルドに失敗しました」とのメッセージが出るが、もう一度やれば問題ない。その後、F2, Enter, F2, 1, F2, F2と順に操作して、インストールする。
インストールが成功すると、
となり、EnterでOpera Miniが起動する。最初にネットワークをテストするように言われるので、素直にそうする。
少々ぎこちない日本語で通信の可否を求められるので、そのまま続行し、「You hava a working network connection.」と出れば成功である。Closeで画面を閉じると、"Home Page"が出現するので、Settingsで時刻を調整する。デフォルトではUTCになっているようだ。
試しにここを開いてみようと直接URLを入力すると、EULAの確認画面が出るので受け入れる。すると、スクリーンショットの通り、エミューレータなので日本語も問題なく表示できる。
ちなみにUAは
Opera/8.01 (J2ME/MIDP; Opera Mini/1.2.2960; en; U; ssr)
を名乗っており、なぜか「800×5000×True Color (32 bit)」のディスプレーだという。:-)
メイン画面が点灯しないという事態*1が起こってしまったので、遅くとも3月には携帯電話を買い替える予定だが、Operaは使えそうに無い。せめて気分だけでも...
*1:一応まだ何度も電源を入れ直せば直っているので実用上は問題ない。しかし、これから事態が悪化する可能性もあるわけで。サブ画面の不調を考えると2年でさっさと替えてしまった方が良いと判断した。次に買い替える時にはWINももう少し安くなっているだろうし。