CUPSの設定

時間が無かったので書かずにいたが、1月にhp Officejet 7210が導入された。以前使用していたhp deskjet 5550が電源が入らない状態となり、買い換えを検討せざるを得なくなったのである。結果、どうせだからと複合機の導入が決まり、様々な機種を比較検討した結果、Officejet 7210を導入するに至ったのである。今日までLinuxにおける設定を済ませていなかったので、ネットワーク経由で印刷することが出来なかったのだが、Officejet 7210はデフォルトで有線ネットワークに対応しているので、それを使わないのはもったいない。そこで、CUPSの設定をすることにした。なお、以下のCUPSのバージョンは1.2.7とする。

(1) まず、CUPS, hplip及びhpijsをインストールし、ブラウザで http://localhost:631 にアクセスし、「プリンタの追加」ボタンをクリックする。
(2) 名前: Officejet7210, 場所: room1, 説明: hp Officejet 7210, デバイス: AppSocket/HP JetDirect (Unknown), デバイス URI: socket://192.168.0.x, メーカ: HP, モデル: HP OfficeJet 7200 Foomatic/hpijs (recommended) (en) と順に記述・選択していく。最後に「プリンタの追加」ボタンをクリックすると、プリンタオプションの設定のページに移るが、特に変更すべきところはない。あるとすれば、Page SizeやPrintout Modeくらいだ。
(3) 最後にプリンタタブを開いて、「テストページの印刷」ボタンをクリックする。テストページがきちんと印刷されれば設定は終了である。あとは適当なアプリケーションから印刷を試みればよい。なお、hp-setupコマンドで設定する手もあるが、なぜかPPDファイルについては、Officejet 9000シリーズのそれを使用してしまうので最初からブラウザで設定する方法を勧める。