近況報告

ここ2ヶ月程、無事に高校を卒業し、大学に入学したのにもかかわらず、まともな更新をして来なかったので、一部には僕を心配する声があったのは事実である。更新を行わなかった理由をあえて述べるとすれば、単に書く気が起こらなかったからである。
自分で意識していたわけでないのだが、世間でいうところの「燃え尽き症候群」的な状態にある、或いはあったのかもしれない。いろいろ悩んだけれども慶應に行くことに決めた後、特にやりたいことなど一切見つからなかったのである。普通なら、ゲームをやりたいとか、漫画を読みたいとか、心ゆくまで音楽を聞いていたいとか、受験という重圧から開放された人間には、今まで自己の中で抑圧されてきた欲望が多少なりとも現出するような気がするが、そうではなかったのである。もともと趣味と呼べるようなことがなかったばかりか、受験生生活に入る前から、テレビ番組を見るだとか、休日には映画・買い物・その他に出かけるとか、余暇を過ごす方法を持ち合わせていなかったことも少なからず影響していると思われる。
4月に入って某個人指導を行う塾*1で週2回4コマ程度のアルバイトを始めた。アルバイトを始めた理由は、もちろん自由に使えるお金が欲しかったということもあるが、まず第一に定期券代を稼ぐことにあった。ただ、数あるアルバイトの中で一番自分にとってやりやすそうだから選んだに過ぎない。
正直なところ、何も興味がわかなかったのでサークルなんてどうでも良かったのだが、偶然勧誘されたサークルがひどく居心地が良かったのでそのまま入部した。名称は現時点では伏せておく。いずれ、時期が来たら、関係する記事とともに公開されることになるだろう。
一部には誤解があったようだが、やる気をなくして学校に行くのをやめて引きこもっていたわけではない。遅刻をすることが多くなったような気がしないのでもないが、きちんと毎日通っているし、授業も受けている。居眠りはしょっちゅうだが、自主休講は一度もない。
ということで、忙しく毎日をただただ過ごしてきた。それが面白かったどうか、満足しているかどうかと聞かれれば、素直にそうとは言えないし、むしろ日々の生活はつまらなかったと答えるかもしれない。自分の中での理想の大学生生活とは多少なりともかけ離れているのである。まあ、過ぎてしまった時間についてあれこれ議論してもしょうがないので、これからは夏休みまでにやりたいことを一つだけでよいから見つけようと思う。
なお、この「日記」は今まで通り、書きたくなったら書くつもりである。僕は別に書く義務を負っていないし、これから先も負うつもりはない。その部分については、自分の好きなようにやらせていただく。まあ、最低限月に1回は更新することになるだろう。

*1:何か問題が発生すると困るので名前は伏せさせていただく。