XHTML+CSS (r)evolution, 3rd
10分程前に会場のApple Store Ginzaに到着した。Apple Storeに来るのは初めてであって、その豪華さに驚く。やはり銀座という街は東京の中にあってもどこか他の街とは違う印象を放っているような気がする。貧乏学生が来るような場所ではないのである。到着した時、列は既に1階と2階の階段の間まで達していたが、前から4列目の丁度真ん中に座ることが出来た。座ったのがおよそ18時30分であったから、19時まで30分ほど座って待っていねばならなかったのだが、Theaterというだけあって証明は暗くなっており眠たかった。開始5分前にApple Storeの説明とオープニングテーマ曲の発表があったが、Mac OS X/iPodを使おうとは思わないし、これから使う予定もない*1ので正直どうでもよかった。
内容のメモ書きは、偶然隣に座っていらっしゃったKurumaさんが、XHTML+CSS (r)evolution, 3nd スライド・音声データという形でアップロードされている。内容についてはそちらの方を読む方が良いに決まっているのでここでは詳しくは述べない。
イベント終了後は、電車代を30円節約するために*2有楽町まで歩き、渋谷へ。集合時刻1分前に到着したが、Kurumaさんがなかなか現れず、ハチ公像前で待つ。今度はOperaのステッカーを貼って来なければならないなと思った。その後、全員揃ったところで大戸屋へ。23時過ぎまで雑談。*3代金を多めに出して下さった先輩方、ありがとうございました。おかげで格安で夕飯を食べることが出来ました。
僕はHTML5についで調べもせずに会場に足を運んだので、様々な意味で厳密性を欠くHTML 4.01をもう一度いじくり直したものだろう位にしか思っていなかった。しかしながら、それは誤りだったようで
This specification represents a new version of HTML4 and XHTML1
とあるようにHTML4とXHTML1.xを受けてのもののようだ。よくよく考えればHTML 4.01に再び手を入れる等考えられないことである。
僕はまだHTML5の仕様に詳しく目を通せていないので、そもそもHTML5が必要なのかどうかということに関しては、踏み込んだ意見を書くことは出来ないのだが、どちらともいえないと思う。僕は最初、そもそもHTML5はHTML 4.01の焼き直しだと名称から推測して勝手に思い込んでいたので、そんなものをわざわざ作る必要はないだろうと思っていた。だが、それは誤りであった。ただ、現実問題としてもはやウェブサイトは完全に静的なものに留まらない。少し前まで新しいものであったブログが一般的なツールの一つとなっている現在では、様々な新しい要求が出てきても不思議ではない。
一つ述べておくことがある。益子さんは、「教育コストの観点から見ると要素・属性を無闇に増加させて新しく(X)HTMLを学ぶ人々の負担を大きくさせるのはよくない。」という趣旨のことを述べておられた。その点に関しては、(X)HTMLとCSSの関係を思い起こさねばなるまい。文書の体裁に関わるものはなるべく排除しようという方針の下で、多くの要素・属性が非推奨とされたのであって、別に初学者の便を考慮して要素・属性が少なくなってきたわけではないのである。だいたいCSSのそれこそ膨大なプロパティに比べれば大したことはなかろう。どうせ大半の製作者は幾つかの有名なところから出ているウェブオーサリングソフトを使用するのだから、要素が増えようが属性が増えようが関係ない。人は自らの能力を見極めて生きていかねばならない。